人は英雄にも卑怯者にもなれる、でも大多数はどちらでもない傍観者です。
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1日におきた能登地震、名称を「令和6年能登半島地震」と定めました。
令和6年1月1日16時10分ごろの石川県能登地方の地震について
気象庁HPより引用
地震の正式名さえちゃんと知らなかったわたし。
ウチの地方では(愛知県三河地区沿岸部)少しだけ揺れました。TVを点けるとこの地区は震度1とのこと。いや、体感、もっと揺れたよ。
こういう大きなニュースがあると、人気ドラマだろうが大ヒット映画のクライマックスだろうが中断されます。
避難しなくてはいけない地域の人がいますからね。
実はわが家はのんきに録画したアニメをみていたので切り替わらなかったんですよ。
でもひどい揺れだったので、自分でニュースに切り替えました。
各局同じニュースをやっていますがNHKにしときます。
女子アナが強い調子で
「逃げて、すぐに逃げて」
いつも丁寧なNHKのアナウンサーとも思えない口調です。
思い出すのは東日本大震災です。地震による家屋倒壊の下敷きより津波にのまれた被害の方が大きかったですからね。
該当地域の人たちは切羽詰まった口調に急いで避難したんじゃないでしょうか。
暖冬でまだ暖かかったこと。
お正月で若い人たちが帰省していたこと。
で避難がスムーズに出来たのではないか、と言われました。
でも、次第にわかってくるのは逃げたそのあとの暮らしです。
真冬の避難所生活は想像しただけでも何週間も出来るものではないです。
そういえば、確定申告のとき今だに上乗せて計算される復興特別所得税は何に使われているのでしょう。
まだ東日本大震災の復興に使われているのでしょうか。
何かに転用されている、という噂も聞きましたが。
いやいや震災の多い我が国の、いざという時の為に何か準備しているのでしょうか。
最近のニュースで避難所が1次避難、そこから宿泊施設に1年から半年くらい滞在するのが2次避難と言うのを知りました。お子さんがいらっしゃる家族は学校の問題もありそうです。出来ればすみやかに避難できると良いのですが。
被災した住民が、同じ立場の住民のために炊き出しや、配給された品物を配っている姿を見ました。
素直に感動します。
こういう時、お世話になるよりお世話できる立場でいたいとは思いますが、次第に歳は取っていきます。せめて死ぬまで自分で歩けることを目標に生きていかねば、と誓う次第です。