今は亡き夫が「外食はイヤ」
と言うので外食経験が少ないのですが、行けばそれなりに面白ネタが提供されます。
まずは人の経験。
豊川で有名な喫茶店、店長さん一人でやっています。メニューはそれなりにあるのですが、
カレーを頼むと
「ちょっと待ってね」
と言って隣の八百屋へ(何でもある)ボンカレーを買いに行き、それだけは炊いてあるご飯に盛って提供します。
サンドイッチもメニューにありますが、頼むと、
「ちょっと待ってね」
と、隣の八百屋に行きサンドイッチを買ってきてそのまま提供。
作らないんですよ。ちなみに、プリン定食というのがあって頼むと、
ご飯と味噌汁にプッチンプリン(となりの八百屋で買ってきたもの)がついたものが提供されたそうです。
マスター、コーヒーと味噌汁とご飯しか作れないらしい。
わたしの経験。
すると店長さんが普通のガラスのコップと瓶入りコカ・コーラ、栓抜きを持って来ました。
何かカウンターのあるビンボクサアメリカンなお店で、自分で栓を抜き、コップにコカ・コーラを注いだのが初めての喫茶店体験。
納得いかない。普通にコーラを買って飲むのの3倍のお値段でした。
ローラースケートを履いたボインのお姉さんが運んで来るでもなし。
残りは瓶から直接飲んでやりましたよ。
飲食店には当たりはずれがあるのが当たり前です。
お客もお客なのですが夫のお話。
お蕎麦屋さんのメニューに「三味天ざる」があったので夫がそれを頼もうとして三味を三昧と読み違え
「天ざる三昧(ざんまい)ちょうだい」
と言って注文。いや、そんなに天ざるいらないし。
意図を汲んで三味天ざるがやって来ました。
あれから何十年。
最近の飲食店はタッチパネルを導入する店が増えてきました。
主に人件費削減のためだと思うのですが、経営者の理屈であり、店員さんが楽をするためのものではありません。
頑なに口頭で注文する高齢者。タッチパネルでお願いします、としかいわない店員。
高齢者も電子化に対応出来てないのですが、店員もタッチパネル以外のやり方を学んでいないのです。いちいち対応していたらサービスが滞ってしまいます。
まあ、銀行のATMも、鉄道の券売機もはじめは慣れていなかったですからね。
人口は減っていくので機械を相手にしないとやっていけないのかもしれません。
配膳ロボットも現れました。
メーカー:Pudu Robotics 猫型配膳ロボット ベラボット(BELLABOT)
¥3,354,982(税込み)
3,354円くらいだったら我が家にも欲しいですけどね。