2日目
何か早く寝たせいかメチャメチャ早起きしてしまいました。
歳を取ったなあ、と思います。余分に寝られないのです。
宿のすぐ下が魚の競り市場になっています。
息子はとうに起きて、早朝の競り市を見学したのち、遠方まで散歩。
体力の無駄使いしおって。
いくら早く起きても朝食のお店の開店は8時です。
まわりをぐるっと散歩したのち、足湯に浸かり、競り市を見学。
早朝のぶんが済んで、また、やってたらしい。外人の団体がゾロゾロ見に行くので知りました。
日本人より詳しいよ。
ネットが張ってあって立ち入れませんが、網目が大きくて、うまいこと撮れました。
すぐ隣の、勝浦漁港にぎわい市場で朝ごはんです。
お店の前の自販機がマグロ模様です。主にお茶です。生マグロは出てきませんよ。
好きな店舗で注文(要食券)し、飲食ブースでいただきます。
食券を買うとき、悩んでいたら中国人にサラッと横入りされました。
横入りしたくせに、その人も悩んでいます。イラッとしました。まあ、大したこと無いですが。すでに海の見える外の席は外国人団体客で埋まっています。おかしいなあ、開店と同時に入ったんですけどね。もしや鈍いのでしょうかわたしたち。
東洋系はわたしたちと同じくらいの服装ですが、西洋系の中には夏かと思うような格好の人も。体内温度が違うのでしょうか。
いくら寒くなくても、三山めぐりに半袖に短パンはどうかと思いますが。
その人達も帰りには長袖のご当地Tシャツを着ていました。
「何でこんなの買ったんだろう」
でお馴染みの、地名が入ったTシャツです。
菅笠に棒の西洋系オジサンもいました。
旅先って、みんな修学旅行生みたいになるんですね。ちょっと微笑ましいです。
こっちも室内で海を見ながら食事します。
マグロ朝食セット(うろ覚え)を食べました。勿論味噌汁ご飯マグロ・カツオのセットです。
前日は炙りもついた、マグロ3種盛りだし、別のお店なのでOKです。
何なら、昼食もマグロで大丈夫です。昼食、ラストオーダーまでに戻って来れるでしょうか。
さて、本日こそがこの旅のメインです。
大門坂からは徒歩で那智大社へ行きます。
ガイドブックには徒歩50分とありますが。
誰の足で50分だか…
息子が撮ってくれました。カッコよく登りはじめました。
そうでもないものも。
熊野古道は山道です。大門坂は石段を延々と登り続けます。
貸衣装(市女姿)で登った方たち(中国人)
めっちゃ楽しそうでしたよ。
「のぼれるかあー!」
きっと、途中で怒ってたと思います。
たぶん途中で引き返して、普通の登山着に着替えたと思います。登れたもんじゃない。昔の人は凄いなあ、いや、女人禁制なのかな。
石畳の階段を約600メートルにわたって登るのです。
まだ登り切っていませんが、登り切った気分です。
青岸渡寺。こっちはお寺なので柏手は打たないでくださいですと。
寺と神社の見分けのつかない人がお参りするのです(わたしです)
何か途中で那智黒ソフトという、黒いソフトクリームを頂きました。
ご当地アイスってどこにでもありますね~黒飴の味がしました(当たり前だ)
あの有名な三重の塔と滝のコラボは、と言いますと。
改修中て…
滝と三重の塔を撮りたかったよ…
でもいいの、すいてたから。
帰りは足がガクガクになったわたしに合わせて大門坂まで、自動車のコースを歩いて下りました。
ウチの日本半袖野郎です。元気いっぱいです。後厄ですが。
それでもまだ午後1時半です。
那智勝浦町で昼食。
駅前の喫茶店でマグロカツ定食とクジラから揚げ定食をたのみ、シェアしました。
3日間で色んな調理法のマグロと、カツオ、クジラを食べました。
すべて定食だったので味噌汁と白米も毎回食べた事になります。
こんなにも人様の作った味噌汁を連チャンで食べたのは初めてです。
特に感想はありませんが。作らないでいいのは嬉しいです。
弁当をこの時買っておけばよかったのですが、新宮へ戻り、1日目で見られなかった場所を回るため、腐ると困るので買いませんでした。
やたらとバスを使ったのは、乗り降り自由なフリー乗車券があったからです。
ここから、新宮駅周辺を時間まで回り夕方発の特急南紀で帰りました。
お賽銭箱がやたらとあったので、小銭を使いつくしました。いちいち出すのが大変なので小銭と小銭入れは別に必要だと思いました。
足の豆用のバンドエイド的なものと、膝や腿に貼るサロンパス的なものは必携です。
当日中に家に着きました。夕飯に買った豪華ハンバーガーは電車の旅向けではありませんでした。
楽しかったです(小学生のような感想)何か、カラスが嫌いではなくなりました。
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