鹿児島市にあった最後の路上トイレが撤去されたと言うニュースを見ました。
路上トイレは市内に3か所あったが全て撤去されたそうです。
公園や駐車場の敷地内ではなく、歩道上にぽつりとある形で和式と小便器が一つずつ設置されていたそう。利用は1日あたり約30人と、人口比からみると微妙。
点検費や維持費など、年間の経費は数万円。
撤去理由がお金なら、10円ぐらいの使用料取ればいいんじゃないのでしょうか。
10×30×30=9,000円/月だし。
たぶん、他の理由があったのかもしれません。
治安とか。
昔、子供のころ公衆トイレ(和式)に入ったとき、足の踏み場両側と後ろ側に(便器の中でなく)、どでかいウ〇コがしてあって、それを踏んずけた跡まであってトラウマになったことがあります。
どうしてもしたかったので、中腰大股開きの体制で用を足しましたが、ドアの前で同級生が次を待っていて、わたしのではない、と言う説明をするのに焦りました。
見た目だけでなく、臭いが永遠に記憶に残る思い出です。
そうでなくても当時駅や学校のトイレには、はみでたウン〇や、所狭しと下品な落書きが書いてあって、気持ちの荒んだ人たちのはけ口的な場所でした。
でもそれに凝りて使わなかったかと言うとそうでもなく、切羽詰まったときは利用していました。
女子が入ると変質者にイタズラされる、と言う噂のトイレもありました(学校ですよ)なんなら ❝ トイレの花子さん ❞ より怖い話です。
世の中が小綺麗になってくると、公衆トイレも随分と綺麗になり、臭いやはみ出しものも見かけなくなりました。ちょっと落書きはありますが。
高速道路のサービスエリアのトイレの充実ぶりなど目をみはるほどです。
でも、近所の公園のトイレは昔より綺麗になったと言っても、やはり目が届かないぶん汚れています。
あれは、誰がお掃除するのでしょうか。
町内会?
市から派遣された業者でしょうか。
一度も掃除してない、と言う事もないでしょう。
わが家のトイレのリフォームをした時、近所の公園のトイレのお世話になりました。工事の人たちも使用しました。やっぱりあると助かります。
歳をとると、トイレの我慢がきかなくなります。
件の撤去されたトイレ利用者もお散歩途中に寄っているとおっしゃっていました。
世の中が縮小していくと、こういったサービスも無くなって行くんでしょうか。