シナリオ始めました

初めてシナリオ書きました。誰かに読んで貰いたいので、ブログで公開します

平田満のあいついま何してる?

 俳優の平田満さんのお話をしたいと思います。 

 平田満さんは豊橋市出身の69歳、俳優さんです。

 問題を起こしてもなくイケオジジでもないけれど、皆さんもっと平田満さんに興味持ってください。

 

 高校3年の時、同級生でした。

 最新情報。写真左上、イケメンじゃない方(やめれ)

 人が一生に出会う人数は30000人だそうです。

 さらにその中で、学校、仕事などで近しい存在になる人が3000人。 

 わたしはその3000分の1の1人だったのです。

 

 今回、彼の事を書くにあたって、Wikipediaで調べたくらいですのでそんなに詳しくない、とも言えますが、高校3年生の1年間だけは詳しいのです。

 平田くん、安心してください。悪いことと重要なことは何ひとつ書きません。悪いイメージがまったく無いのです。

 

 まず、同じクラスになった経緯。

 当時、同学年は10クラスありましたが、芸術科目は書道、音楽、美術のうち一つを選択しなければならず、選択コースがお互い美術だった(ここで同じクラスになる確率1/10→1/3に)から。他に、国立志望か私立志望かでも分かれたような記憶が(受験科目が違うため)

 とにかく、みずからの選択によって、クラスメイトになるべくしてなった同級生です。

 美術選択コースは変わり者が多いと噂でしたが、彼もそうです。

 童顔めがね男子が多い中、裸眼髭老け顔。ただ、もっと老け顔の方もいましたので気にすること無いです(別に気にしてなかったわ)

 高校生なのに口髭を蓄えていました。

 ある日、髭を剃って登校。むしろビックリしました。

 どうしたの、と聞いたら、オヤジに「3,000円やるから剃れ」と言われて剃ったそうです。

 髭にこだわりは無かったようです。

 ただ、すぐに伸びてきて、もとの髭面に。確かに剃れとは言われましたが、その状態を維持しろとは言われてなかったようです。おとうさん、3,000円をドブに捨てました。

 

 またある日、彼が落としたと見られる生徒手帳がクラスの最後尾左側から最前列右はしの彼の席に回ってきたことがありました。何故かクラス全員に行き渡るように回すようにとの謎の指示も回ってきます。

 生徒手帳の写真は一年生の入学時に撮った写真が3年間使われます。平田くんの中学は坊主頭が義務だったようです。

 そこには髭長髪の現在とはかけ離れたクリクリ坊主の彼が。

 わたしは彼の後ろの席だったので、彼の背中をポンポンして、

 回ってきたよ、クラス全員を経由して、と言って渡してやったら

 珍しく怒っていました。

 わたしもその時は平静を装っていましたが、家に帰ってから爆笑しました。

 

 面白い人で飄々としているわりに運動神経も頭よく、男子にも女子にも人気者でした。

 ただ、役者になるとは誰も思ってなかったようです。

 

 早稲田大学入学後、役者の道に進んだ経緯はWikipediaに載っている以上のことは知りません。同級生みんなで彼の初舞台を観に行こう、と計画があった時も参加しませんでした。何だか同級生のお芝居を観るのが恥ずかしい、という謎の照れを発動してしまいました。

 こちらは彼の出世作

蒲田行進曲 原作/つかこうへい

監督/深作欣二 脚本/つかこうへい

出演/松坂慶子 風間杜夫 平田満

©1982松竹株式会社


 今はTVなどドラマで彼が出演するとなれば積極的に観る方です。

 彼ももう69歳。役者としてはベテランです。

 政治家やお金持ち、学者などの役はあまり観たことがありませんが、本物の彼は知的な紳士です。

 役者さんには容姿、演技力のほかに持ち味という武器があります。

 あの味、ほかの役者さんには出せないでしょう。

 同級生なので少しひいき目にみています(台無し)

 

 配役の所で、特別出演などと書かれなていない事に誇りを感じます。生涯現役で、チヤホヤ特別扱いされないでいて欲しいです。