69歳です。団塊の世代ではありません。
69でこんな文章書いてんのかーい!と言われそうですが。
違う違うそこじゃない。
まだ幼少期からディズニーアニメ(バンビや白雪姫)を観ていましたし、国産アニメ は日本初期アニメ ❝ 白蛇伝 ❞ こそ観ていませんが ❝ 西遊記 ❞ から毎夏、東映まんが祭りを観に行っています。選択肢が少なかったせいか、友人も大体皆、これを観ていました。
何なら子供会の行事で屋外映画会で毎年同じものを観させられました。
※屋外映画会と言うのは空き地にスクリーンを張って映写機で映画を映し出したものを地面に座って観賞する、という暗くなってからしかできない行事です。落ち着きのない少年たちが、いい所で映写機の前に指で影絵を作って観賞の邪魔をするのがお約束です。
音楽も洋楽、の歌詞を日本語に翻訳したものを日本のシンガーが軽薄な感じで歌います。わたしも洋楽は日本語歌詞で覚えました。日本人が日本語で洋楽を歌うと何故か軽薄感が漂います。アメリカ人が軽薄でも普通ですが、日本人の軽薄は何故か許せないのが日本人です。
アメリカのドラマも小学生のころは西部劇やスパイアクションから始まって、ホームコメディがTVで流されていて、アメリカの一般家庭の生活や自家用車等の日本の庶民の生活との違いに驚いたものです。アメコミのヒーロー、スーパーマンは大人まで夢中でした。アメリカンジョークだって身近なものです。
やあ、ROY面白い話を聞いたよ、笑い声で聞こえなかったがね、みたいな。
どうもそこら辺からアメリカンジョーク=面白くない、が定着したようです。
デーブスペクターのせいではありません。
アメリカかぶれでアニメ第一世代。それがわたしたちの世代です。
※あくまで個人の意見です。
演歌が好きで詩吟や民謡などをたしなむ、そんな方もいらっしゃるかも知れませんが、特にわたし達世代を代表するものではありません。
わたし達世代を代表するもの、それはアニメではないでしょうか。
生まれて初めて観た国産TVアニメ。それが ❝ 鉄腕アトム ❞ です。
鉄腕アトムが手塚治氏原作だったことは大きいと思います。その後の国産アニメのレベルを押し上げました。半端なものは受けつけません。
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たちまち夢中になったわたしは、カッパコミックスと言うコミック版のはしりの様なものまで買い込み、アトム掲載雑誌 ❝ 少年 ❞ を月遅れの古本で購入(マガジンとサンデーにお金を使っていたため、金がない)アトムのシャンプーやワッペン、アニメのワンシーンがフィルムになったものがおまけに付いていたマーブルチョコを、ため込んだお年玉から購入。
アニメの声優さんまで好きになりました。
今でいう、推し活のはしりです。
そろそろ老人の概念も変わってくる時代です。