下の子が1歳になるかならないかぐらいの頃、豊川市に引っ越しをしました。
上の子の転園手続きがすんだ翌日がお遊戯会でした。
早くとけこめるようにとの受け持ちの先生のはからいで上の子(娘)は急遽劇に出演することになりました。セリフも一つ付けていただきました。
買いかぶっちゃ困ります。うちの娘はそんなにしっかりしてないです。
翌日、これさえ言えば出番は済み、の劇が始まりました。締めのセリフの後に付け足したであろう娘のセリフ。ちっとも言い出しません。
年少なので全員何するでもなく、ボーッと待っています。
娘も一緒になって待っています。
よっぽどわたしが代わりに言おうかと思いました。
先生が慌てて娘のそばに駆けより、ささやき女将状態で娘にセリフを伝授。
観客みんなにももう聞こえています。お母さんがた全員、娘のセリフ待ちです。
娘は、「あ」と言ってそのままふたたび黙り込みます。
「あ」と言ったせいで教わったばかりのセリフが飛んでしまったようです。
再び先生が教えてやっとセリフが言えました。
その後、ずーっとそんな感じで残りの幼稚園2年4か月を過ごしました。
音楽隊では一番簡単な楽器。お遊戯はグループ全員がなかなか覚えないため振付を簡単なものに2回変更。
世の中には自分の子供が世界の中心にならないと機嫌の悪いお母さんもいらっしゃるようです。でも子供にも自分のペースがありますからね。
のんびり屋の娘ですが波長の合う友達も出来て卒園までを過ごしました。
心配いりません。小学校に入ると、だんだんやる事も早くなってきます。
これは、私が9か月まえにTweetしたもの
私の最悪の日にち間違え①娘の遠足日を間違えて、園から連絡が…一人だけいつもの格好で呆然とたたずむ娘。急遽買ったお菓子と慌てて作ったおにぎり、ウインナーを持って行くと嬉しそうに待っててくれてて、超罪悪感…娘は今でも寛大です
— toyoda 順子 (@1VjUwrZ2gS7Q8hc) 2022年7月8日
親もひとの事、言えなかった。