冷蔵庫、次第に巨大化説。
今の冷蔵庫が何代目か覚えていません。
家の場合、
90L→190L→390L→460L→600L ( うろ覚え )
あ、5台目か。
買う度に大きくなっていってます。
つねに人は今の冷蔵庫に満足しないからです。
まるで向上心のカタマリみたい言い方していますが、ただの物欲ですからね。
最初は単身者向けの90Lサイズでした。住んでいたのも街中。結婚してすぐは勤めていたため、買いだめなどせずに毎日仕事がえりに食料品を買っていました。
色もオリーブグリーンでした。新婚当時グリーンが流行っていたので、家電、キッチン用品をグリーンでまとめていました。キッチンセットと同じ高さだったため、使い勝手は良かったです。ただ、電気効率が悪く、倍のサイズと同じくらいの消費電力でした。買い替えるにあたっては消費電力は大事なポイントになります。
家族が増えて2台目。ここまでは自分でも運べる重さでした。冷蔵庫の脚部分に家具スベールという便利用品を貼りつけ、しょっちゅう掃除するとき動かしていました。
冷蔵庫の下、とんでもないものが落ちています。
ホームパーティという名のタッパー販売会の会場に家を貸したら(なぜか順番制でした)よその奥さんが冷蔵庫を開けて中をじっと見ていました。
汚くはしていないのですが、何か恥ずかしい。
仕返しにその奥さんの家に行ったら見てやろうと思いました。
家電は壊れる2年ぐらいまえから、値段や性能を調べて買うタイプです。
冷蔵庫の寿命は8年ぐらい。でも綺麗に使っていれば12年は保ちます。冷気が漏れないようについているパッキンが駄目になるのです。
パッキンはゴミがたまり易く頻繁に拭いています。でも、だんだん割れてきます。メーカーに言えばパッキンだけ取り換えられるらしいですが、すでに心は消費電力の少ない新しい大きい冷蔵庫に向いています。
冷蔵庫を買い替える目で1年、大型家電量販店に通っていると値段がどんどん変わっていくことに気づきます。
安くなった時買えばいいんだ。
永遠に安くなるわけじゃありませんよ。待っていたらいつの間にか新商品に代わっていますからね。
アメリカの映画に出てくる、どでかい冷蔵庫に憧れていました。中に2Lサイズのガラスの牛乳瓶とか、肉の塊が入っています(わたし想像)
アメリカ人、和食とか中華作らないから(偏見)中身がシンプルです。
それに比べて日本人の冷蔵庫。ドレッシング数本、何かのタレ、誰かに貰った地方のおみやげの珍味。チーズ、バター、ジャム、朝食のお供。中華の調味料、タイの調味料、TVでコストコや業務用スーパー、カルディなどの特集を見る度に購買欲をそそられるんですね。
日本人にこそどでかい冷蔵庫が必要です。
今の冷蔵庫はまだ買い替えるつもりもなく冷蔵庫売り場をチェックしていた時、メーカー(たいてい土日にいる)の人に呼び止められて、話だけ聞いて帰ろうとしたら、安くするから買ってくれと言われて買ったもの。
わたしのこと、何で知ってるんですか。家に帰ったら勧められた全てを忘れてしまいますからね。
今は憧れの600Lサイズ。家族は減りましたが、買いだめするようになりました。
冷凍庫の中に謎の細かいゴミが落ちています。