伊藤健太郎版 ❝ 静かなるドン ❞ が話題になっているので、ちょっと語りたいと思います。
もう、ウィキペディアに伊藤健太郎版の「静かなるドン」情報が載っているよ…そして、漫画のあらすじ、全く覚えていなかったことが判明…読むの途中で止めちゃったし。1から楽しめるとも言える #静かなるドン#伊藤健太郎
— toyoda 順子 (@1VjUwrZ2gS7Q8hc) 2023年1月20日
忘れたんかーい。
ウィキペディア読んだりお試し読み読んだりして思い出しました(うろ覚え)
いつもにも増してヒドイ…
まず、原作は新田たつお。
下ネタ多めのギャグ漫画家の認識でした。
わたし的代表作は ❝ アッカーマン ❞
もう下ネタしかない、ぐらいのお下劣ギャグです。いっそ清々しいです。
形式: Kindle版
他にも ❝ ビッグマグナム黒岩先生 ❞ ❝ となりの凡人組 ❞ 等の実写化された人気作品があります。
でも最大のヒットは ❝ 静かなるドン ❞ でしょう。
実写化された時に原作のイメージと違う、とよく言う人がいますが、新田作品のファンがそんな野暮なことを言うのをあまり聞きません。
ファンじゃないんでしょう。
❝ ジョジョの奇妙な冒険 ❞ (山崎賢人で実写化、非難の的)や ❝ 鬼滅の刃 ❞ (実写化はされていないが名前が挙がっただけで非難の的)じゃあるまいし。大人の漫画にそんなにキャラの容姿に思い入れしないでしょう。それより、作品世界の再現率でしょう。
ただ、たぶん新田ファンは文句いわなかったけれど実写も観なかったと思います。
新田さん、静ドン以降ギャグテイストが減ったのが少し残念ですが、お下劣漫画だけではここまでこれなかったと思います。日本ではギャグの地位が低いですからね。
❝ 静かなるドン ❞ はヤクザを扱った漫画ですが暴力肯定でもありません。
主人公が暴力が嫌いなのです。
毎日上司に馬鹿にされる平凡な(ランジェリーメーカーですが)サラリーマンが実は組の親分、しらずしらずの内に組を大きくしていくところが単純明快で、コメディ風味がついていて、わかり易く面白くそれが実写化を度々される理由だと思います。うろ覚えだけど。
昭和、平成のアウトローな名作を令和に復活させるという「令和アウトローレーベル」をⅤシネで活躍中の本宮泰風がプロデュースします。
ヤクザ映画も時代劇も衰退しつつありますからね。何でもチャレンジして下さい。
本宮泰風といえば、原田龍二の弟で松本明子の旦那さん。それだけ聞くと面白そうな人ですが容姿を拝見したら分かりますがいい男なのに強面です。ネオⅤシネ四天王の一人だそうです。
伊藤健太郎くん、次世代のアウトロー役者の候補に挙がっているかもしれません。
イケメンですが若手の中では甘さ控えめ。イイ子が求められる中、不良役も多くガタイも良くて悪くない目のつけどころです。
最後に新田さんの声を。映画は監督のものでも作品は原作者のものですからね。
新田たつおコメント
閉塞感とつまらない現実に、憂さを晴らせるような娯楽作品を期待してます!
出典/伊藤健太郎が映画「静かなるドン」で主演、総合プロデュースは本宮泰風(コメントあり
- 映画ナタリー (natalie.mu)