まだ新婚のころ(45年ほど前の話です)
当時勤めていた事務所の同僚男性に
「じゅんちゃん家は誰がゴミ捨てるの」
と聞かれたので、わたしだと答えると、
「そうだよねえ」
聞くと奥様に出社のついでにゴミ出しを頼まれてキレたとのこと。
いや、ウチはわたしが出してますけど、旦那さんが出しても別にいいでしょう。
45年まえの話ですよ。
ゴミ出しをする夫は出世しない、という言い伝えがあるそうで。
それでわたしは出世しなかったのか。妻ですけれど。
今でも家事をまったくしない勝手夫との攻防を描くネット漫画や、夫のグチを載せたXは人気です。わたしもつい読んでしまいます。45年まえとあまり変わらないなあと思いながら。
そのまえにゴミ出しという家事が軽くあつかわれているのが気にかかります。
まず、ゴミにはジャンルがあるのはご存知ですよね。
年々分別が面倒臭くなっていますが、細分化すると再資源化できるものも増えます。
そのまえにゴミを減らす努力をしないと焼却炉がパンクしてしまうそうです。
燃えるゴミを出すまえにすること。
• 資源ゴミと燃えるゴミとを仕分ける
(ウチの場合ですが、取りあえず捨てるものはゴミ箱へ入れるべし、と言ってあるので。部屋に放ってあると全部捨てるものに見えるため。捨てたら捨てたで怒るので、苦肉の策です)まず、ゴミを見極め
• 燃えるゴミの中の捨てる紙、個人情報が載っている全ての物をシュレッダーかハサミで憎しみをこめてズダズダにする(こめなくてもいいですが)
• 資源ごみ(主に雑紙と小プラスチック)を仕分けて別にする。
• 家中のゴミ箱にコレをやる。他の人が何をしている最中だろうとコレ優先。文句を言われても無視。時間との闘いなので。
• 残ったものと生ゴミを指定のゴミ袋に入れる。
• 洗濯物のポケットをまさぐって全捨て。小銭は別。
• 電気掃除機の中のゴミを捨てる。
• 鉛筆削り器のゴミまで確認。
• まだ捨てるものが無いか、家探し。着替えていても無視。
• 玄関と勝手口の掃除をしてゴミをゴミ袋にIN。
• 時間があったら家のまわりのド根性ちゃん(割れ目から生えてくる雑草のこと)を抜いてゴミ袋にIN。
• ゴミ袋がキツキツの一杯になっているので必死で口をしばって集積所へ。
※中身は8割にしましょう。
•ご近所の人にさっきまでとは別人のように、にこやかにあいさつ。
夫が退職して、ゴミ捨てをしてやる、と言ってきたので頼んだら、一番大きい一か所のゴミ箱をあけて生ごみすら無視して、そのままゴミ集積所へ捨てにいってくれました。そして近所の人と別人のように、にこやかにあいさつ。
やってくれたな。
それはゴミ捨てではなーい!
その次にわたしがまとめたゴミを持って行ってもらったら、あまりの重さ(たまたま生ゴミが多かった)にキレていました。
二つに分けんかー!
ですって。根性ないわね。家事をなめてるんじゃないの。