漫画は知らないのに、セリフだけは知ってる言葉ってありますよね。
「お前はもう死んでいる」
北斗神拳の使い手、ケンシロウ。彼がザコ(悪者)の秘孔をつくと、ザコは何ともありません。しかし、ケンシロウがその言葉を発すると、
相手はその瞬間
「ひでぶ」「あべし」
と言って、死んでいくのです。自分が死んでいることに言われるまで気づかなかったとは。
当時こんな面白いセリフがこの世にあるのか、と思ったほどです。
もうひとつあげるなら、登場人物の1人ラオウの名言
「我が生涯に一片の悔いなし」
実際に相撲取りか誰かが言ってましたよね。
人生の大事な局面なのに、漫画の名ゼリフ。つい、パクりたくなるんでしょう。
「おそろしい子!」
主人公北島マヤを取り巻く人たちがマヤの実力を知って驚愕するのに使いました。白目とともにこのセリフが語られるという記憶がありますが、実際には白目ではないそうです。
悪口ではなく、対象に対する最大級の誉め言葉として現在も使われています。
何なら、わたしに使ってくださっても結構です。
「バスケがしたいです」
これだけだと普通ですが、投げ出した事をもう一度やり直したいときに使われます。
「漆塗りがしたいです」「ランドセルが作りたいです」
実際使ってみると、ふざけていると受け取られかねません。
でも好きなセリフです。
これは名ゼリフではないのですが、知れ渡っている言葉。
♪ 思い込んだら試練の道を
行くが男のド根性 ♪
作詞/東京ムービー企画部
作曲/渡辺岳夫
歌/アンサンブル・ボッカ
発売/2006.03.08
アニメ巨人の星のOPなんですが、この、『思い込んだら』を
『重いコンダラ』と認識してしまう人続出。
と言うのも、アニメの中で野球場を整地するのに使われるローラーを主人公の星飛雄馬が曳くシーンがあるのです。
ああ、これが重いコンダラね。飛雄馬も重そうに曳いているしね。
ちがーう!
このコンダラと言う勘違い名称、今でも使われていて、コンダラで通用します。
主に中学、高校の野球部に。
整地用ローラーなのに。
もう、コンダラでいいです。