子供のころ、夜店で売っていたお菓子、名前が思い出せません。
あまり、駄菓子屋やスーパーなどでは見かけないお菓子です。
笛みたいな形で首からぶら下げるタイプだった記憶があるのですが、笛の先端に白い粉が入っていてそれを少しずつ吸い込んで楽しむ今でいう食玩みたいなお菓子。
何から発想を得てこんなヤバいお菓子を作ったのか。
子供がストローから白い粉をスーハー。
突然ハイになった覚えはないので安全なお菓子だったはず。
屋台で売っているお菓子は長らく屋台以外で日の目を見ることは無かったのですが、近年、若者の街にポップコーン、わたあめ、りんご飴、チョコバナナの専門店ができるなど続々出世しています。
駄菓子界も周期的に面白お菓子を発売してきます。わたしはあまり駄菓子を食べなかったため、今から紹介するのはわたしの子供たち世代の駄菓子です。
ジュエルリング。
ジュエルリング 発売元/ロッテ
指輪の宝石部分が飴で出来ており、指にはめて宝石部分をベロベロなめるものです。
宝石は叶姉妹かアパホテルの社長がしているかと思う様な大きさ。まあ、飴ですからね。
食べ切るまえに指が信じられないくらいベトベトです。
ドラキュラアイス。(株式会社 ロッテ)
チョココーティングのアイスを齧っていると中から真っ赤なアイスが出てくる二重構造アイスキャンディーです。
けけけ、と笑うと口の中が真っ赤ならもっと良かったのに。
説明書きどおり1の粉に水を加え、次に2の粉を入れて練っていくと色が変わっていく、過程を楽しむと言っても過言ではない食玩です。
どのお菓子も口まわりや、指まわりに犠牲の伴うお母さん泣かせのお菓子です。
駄菓子なんて味じゃない。旨さは2の次。経験を楽しむものなんだなあ、と今さら思いました。