シナリオ始めました

初めてシナリオ書きました。誰かに読んで貰いたいので、ブログで公開します

うれし楽し必死な夏休み


 梅雨はもう、開けたのでしょうか。

 TVでは、連休の各地の人出を扱っていました。

 暑いうえに人混み。なぜ出かけるのでしょう。

 たぶん、楽しいのです

 

 そんな人達を暑さでボーッとしながらTVで観ています。

 京都は祇園祭です。

 京都、冬寒く夏暑い。生活道路なのに居住している方がたも祇園祭の道路の一方通行に従わなければなりません。

 昔ながらの観光地だけあって住民の方がたの聞き分けも良いようです。

 住民の方、祇園の間は家から出てはいけない❞らしいです。一方通行だらけで帰れなくなるから。

 謎の儀式のようです。

 ちょっと前の韓国の梨泰院ぎゅう詰め圧死事故は避けたいところです。警察も融通はききません。

 それでも暑くても京都。人が多くても京都なのです。

 

 毎年TVでやる、海の家迷子騒動。

 親は目を離すな、とビール呑みながら偉そうに言ってませんか。

 混んでいるし今いる場所も取られたくないので、子供を待たせて時間短縮で、親だけ何か買いに行ったりすると必ず迷子になります。

 動くな、と言っただろう子供。

 

 気持ち分かります。大人だけの方が早いですからね。

 でも、子供は動く生き物なのです。

 わが家は子供が小さい頃は海へ行くとBBQのセットと食糧持参でした ( 姑発案 )

 夫婦で親と子供の着替えにタオル、バーベキューセット、ビーチパラソル、ゴムボートを駐車場から抱えて火傷しそうに熱いビーチを走ります。

 夫、超不機嫌。

 わたしが帽子に日焼け対策で長袖長ズボンというガッカリな出で立ちだからでしょうか。当時は姑も一緒でしたが、さすがに戦力外です。何もしなくても日に照らされて疲労困憊のご様子です。

 杭だけ打ってもらい、夫と子供たちを海に追いやります。

 夫が子供たちと泳いでいる内にパラソルを立てゴムボートの空気を入れます。浮き輪だけは家で空気を入れてきています。

 空気入れ、機械式でなくセッセと足で踏んでいました。ゴムボートがわたしの体力を奪います。でもまだ、これからです。

 当時、タープなどというものを知らなかったため、簾持って来ちゃった。

 パ、パラソルに簾をつけるという珍妙なセッティングで日除けをしました。ウフフ。

 

 夫、体力ないからすぐ戻ってくるー。

 まだ、バーベキューの支度が出来てないでしょう。

 娘はのんびり屋ですが、息子は体力のバケモノです。不満そうにしています。

 仕方がないので交代です。

 日焼けしたくないので腰から下だけ海につかり、帽子長袖続行。息子には浅瀬で泳いでもらいます。娘はパラソルに戻ったり泳ぎにもどって来たり。

 娘の方が迷子の危険が。

 そして夫はいつの間にかタコ焼きを買ってきています。しかし、さすがに夫は娘と買いに行ったようです。

 炎天下に食糧の入ったクーラーボックスを置いたまま。そして姑がトイレに行っていない。

 だんだんわたしも不機嫌になってきました。

 食べよう。食べて機嫌をなおそう。バーベキューの火起こしをチャッカマンにせずにスターターみたいなのでやっている人の気が知れません。時間がない。とにかくまず、生肉に火を通さないと。食中毒必至です。帽子長袖で火のそばにいると気が狂いそうですが命が大事です。

 暑いので、夫がかき氷を買って食べています。子供たちもアイスです。

 殴ってもいいですか。まあ、帰りの運転を任さなけりゃいけませんので我慢です。

 お昼が終わったら、言いたいことがあります。

 ボートに乗らんかあーー!せっかく膨らませただろうがあーー!

 

 夫の実家が海の近くだったため、夏休みの間、毎日曜日これでした。

 その後、その海水浴場、バーベキュー禁止になりました。

 ゴミを持ち帰らない人が出たから?

 いや、妻が不機嫌になるからでしょうか。