先日、芸人の宮川大輔さんによく似た指名手配犯の写真が報道されました。
宮川さんの血筋ではありません(あたり前だ)
それによると、内田洋(内山田洋とクールファイブでもない)と名乗る男が病院で自分は指名手配されている
❝桐島聡❞
だと告白したと言うのです。
刑が確定したわけではないので、罪の真偽は言えませんが彼は末期がんで、最期は本名で迎えたいとのことで、本名を名乗ったというのです。
※その後2024年1月29日に死亡しています。
50年の逃亡生活後の顔は手配の顔写真とはあまり似ていません。
宮川さんセーフ(何がセーフだ)
隣に住んでいてもわたしなら気づかないでしょう。
ネットでは桐島容疑者の勝ち逃げではないか、との声もあったようです。
50年というと当時20歳。
そこからずっと逃げ続ける人生を勝ちとは言わないでしょう。
それもまた、罰なのではないのでしょうか。
腹腹時計と呼ばれる爆弾製造法の文書中の逃亡者の心得
また、1971年前後に過激派をあぶりだす為に捜査当局が市民に協力を求めた「過激派の見破り方五章」の裏をかく方法も掲載され、一般市民として怪しまれないようにする心得を記述していた。報道によれば次のような「心得」を記述していたという[4]。これらは東アジア反日武装戦線のメンバーが実践したことでもあった。
- 居住地において極端な秘密主義、閉鎖主義はかえって墓穴を掘る。必要最低限の挨拶をし、規則正しい日常生活をしているようにみせる。
- 左翼的ないきがりを一切捨てる。
- 家族との関係をことさら断つ必要はない。
- 「合法的左翼」は口も尻も軽いので信用できないから関係をもつな。
引きこもるな、近所とは挨拶ていどの付きあいをしろ。
左翼的な思想の持主だと思われるな。
家族とはそこそこ付きあえ。
そんな心得なら、一般人も実践している気がします。
みんな、危険な思想や性癖を隠して生きているのです(真っ白い服を着てドブにはまってみたい、いつか文春の記者にデコピンしたい、ハイヒールとミニスカートで富士登山、大使館でピンポンダッシュ等)
ただ、名前を偽っているので戸籍はつかえません。市民生活を送るのに不便が生じます。
就職する時に戸籍謄本や卒業証書が提示できない。
免許証がとれない。
健康保険証が取得できない。
結婚ができない。
アパートの賃貸契約が出来ない。
住み込みで、就職のさいに細かい提出物が必要ない所に就職するしかありません。
こうしてみると、わたしたちは案外、国と戸籍に保証されて生きていますね。
逃亡犯といえば同僚を殺して逃げた福田和子を思い出します。
アチコチの逃亡先で才能を発揮したり、友人や家族を作ったりしています。
殺人者を肯定するわけではありませんが、何らかの魅力があるのでしょう。
悪女になれるものならなってみたい。
男だったら、
思いっきりヤンチャしてみたい。
わたしたちも潜在的にケモノなのかもしれません。
本気でそんな立場に自分がなりたいわけでは無いけれど、どこかもし自分だったら、と思いをはせてしまうのはどうしてでしょう。※あくまでも個人の感想です。