龍角散のど飴の中国人による買い占めが話題になっていますね。
龍角散のど飴は医薬品ではなく食品ですから、別に他ののど飴だって構わないはず。
のど飴なんて中国にだってあるでしょう。
それに漢方なら中国のほうが本家です。逆転現象が面白いです。
まあ、買っていただけるのなら、せっかくのビジネスチャンスです。増産すれば良いと思うのですが。メーカーさん、マスク買い占め騒動みたいにあっという間にブームが廃れるのを恐れているのでしょうか。
中国では国内産のお薬の信用度が低いとか。でも、人気の一端はネーミングですかね。(私見ですよ)
龍の角からとった散(粉末)
いい名前ですね。中国人ウケしそうです。
効きそうです。すでに中国製の偽物が出ているとか。
まあ、日本製も龍の角は入っていませんが。
明治・大正に付けられたお薬の名前、今とは大分傾向が違います。
今でも残っている商品も。
救心。 動悸、息切れに効く(救心製薬)
宇津救命丸。 乳児期の夜泣き、疳の虫に効く(宇津救命丸株式会社)
命の母。 生理前の不調、更年期の諸症状に効く(小林製薬)
太田胃散。 総合胃腸薬(株式会社太田胃散)
毒掃丸。 便秘薬(山崎帝國堂)
メーカーさんの自信の表れでしょうか。メチャ効きそうです。
対するに、今の市販薬はダジャレ系。でも、何に効くのか分かるようにという精神は変わりません。
熱さまシート 冷却ジェルシート(小林製薬)
グッスミン 睡眠の質向上(ライオン)
アレデル 物忘れ改善(クラシエ)
カロナール(医療用医薬品:病院処方薬)解熱鎮痛剤
病院で出るお薬までダジャレ系!
関係ないけど❝熱さま坊や❞、可愛いですね。
言い方に語弊があるかもしれませんが熱でへたってる我が子、思わず抱きしめたくなります。
素人でも薬の成分の名前を知っている?ヘタな名前がつけられません。
今の人たちは、病院で貰ったお薬、ネットで検索しますからね。無駄に知識がついています。
日本人もドラマの影響か、医者と銀行員をものすごい疑いの目で見ています。
メーカーさんも日々研究しているのです。
取りあえず、変な名前でも信用しておきます。