~前回からのつづき。
平安時代のことは知らないことだらけです。
新たに学んだこと
●美人の条件
ドラマでは、平安時代のお姫様が顔出しOKになっていますが、実際の高貴な女性たちは御簾ごしにしかお会いできなかった、とか。
まあ、江戸時代の既婚女性もお歯黒をやっていたとか、時代によってちょんまげの位置も色々だったり、だそうですから、そこはまあいいです。
平安貴族のお化粧はというと
眉は本来の眉を抜いてもっと上にぼかし眉(極太)を描く。
唇の真ん中辺に小さく口紅をちょんちょん。
白粉を顔全体にこれでもか、と厚塗り。
日本人の美意識は世界基準から見てもかなり傾(かぶ)いていますが、こんなの似合う女優は剛力彩芽くらいです。
せっかくの女優さんのお顔がみられませんしね。リアル、必ずしも良いわけでもない。お姫さま達みんなバカ殿みたいなメイクしてるんです。たぶんですが。それと剛力さんごめんなさい。
ただ、全く知識のないハリウッドあたりが、勝手に史実を変えたり、ヒドイ和装のアレンジをして、どうだい、地味な日本の時代劇より良くなっただろぉ、とスギちゃんみたいな態度で創作するのはどうかと思います。47RONINという赤穂浪士討ち入りのハリウッド映画を観たことがありますが、どこの国の話かと思いました。真田広之が出てたので最後まで観ましたが。
話は戻りますが、じゃあ、高貴な姫が美しいとどうやって知るのか。
まず、平安美人の条件
①育ちがよく身分が高い
②仕えている使用人から聞く評判が美人
③髪が黒々していてストレートで長く美しい
④作る和歌のセンスが素晴らしい
文は人となりを示す大事なアイテムです。和泉式部の奔放で情熱的なイメージは和歌からきていますしね。
文才。文才ですよ。
まったく平安美人になれる気がしないです。
●平安時代の貴族のスポーツ
藤原道長(演/柄本佑)の家系が糖尿病体質だと、話題になっていました。
薬もないんだから生活習慣を見直さないと。
運動しそうもない貴族たちですが、うさぎ狩り、弓、乗馬、蹴鞠、打毬(だきゅう)などのスポーツはあったようです。乗馬も弓もやる藤原隆家(演/竜星涼)、運動が得意そうです。そういえば道長氏、弓が得意だったらしいです。
舞いや御岳詣ででのロッククライミングもスポーツと捉えるとすれば、
平安貴族、たまには運動する。
◆◇ #光る君へ ギャラリー◇◆
【第三十五回】中宮の涙
— 大河ドラマ「光る君へ」(2024年) (@nhk_hikarukimie) September 14, 2024
あす9月15日(日)
[総合] 夜8時00分
[BS・BSP4K] 午後6時00分
[BSP4K] 午後0時15分
▼あらすじhttps://t.co/Sm5FW6Wxik
▼相関図https://t.co/QIcP5yMjXF#本田大輔 #源俊賢 pic.twitter.com/hGSnf0hwdj
↑ このシーン、メチャメチャ好きです。
普段運動していないであろう軟弱貴族がいきなりコレです。まあ、昔の日本人のことはよう、分かりませんが。
それと、精製されてないにごり酒、あんまり呑むな。
カップでグイグイの現代人と違い猫みたいにお皿で吞んでいるので大量には呑めないと思いますが。
米か、米の食べ過ぎなのか。プリンみたいにカップ盛りでしたが。
魚の保存に大量の塩を使ったらしいので塩分のとりすぎか。
野菜不足かも。京野菜、土地がやせていてあんまり種類なさそうですからね。茄子とかネギとか、里芋とか、瓜とか(それすら平安時代にはないかも)
偏見です。
●鬼やらい・追儺
双寿丸(演/伊藤健太郎)初登場で、あの不思議なお面の方相士が気になりました。
よく見ると双寿丸は鬼面で
「ウオー。ウオー」
と叫ぶだけ。方相士のほうは、漫画や映画でも時々見かける、目が四っつある怪物のようなお面です。ちょっとカッコイイですね。

お面といっても、布きれに顔を描いたもの。
まだお面の技術がなかったのでしょうか(仏像はあった)どちらかというとお面より好きです。
双寿丸ははだし鬼面。当時の推定年齢10代前半(15、6説もある)の子供です。
大男だったから、鬼役になったのか。子供なのにけっこう雑な扱いです。
【鬼やらい】
読み方:おにやらい
別表記:追儺、鬼遣、
鬼遣らい、鬼儺、儺やらい
疫病を追い払う「追儺」と呼ばれる儀式のこと。平安時代に大晦日に行われた。「方相士」と呼ばれる役職の人物が鬼を追い払う役目を負っていた。後に、節分の際に豆撒きをする起源となった。
出典:実用日本語表現辞典
紫式部日記に出てくる、着物を盗賊にはぎとられた女房たちの話とうまいこと組み合わせて、幻想的なシーンになりました。
日記で式部は、後から思い出したら女房たちのふるえるしぐさが可笑しかった、と案外人の悪いところをみせています。