シナリオ始めました

初めてシナリオ書きました。誰かに読んで貰いたいので、ブログで公開します

ゆく夏が愛しくて

    

 気が付けば周りの田んぼの稲刈りも半分以上終わっています。今年は雨も多く、うだる様な暑さの日は少なかったですね。気のせいかニュースでも温度計を抱えたアナウンサーが日中の気温を報告する姿をあまり見なかった気がします。

 ゆく夏を惜しむのは楽しかった子供の頃の夏休みの思い出があるからでしょうか。

 

 毎年、子供がいたましい事故にあうニュースを目にします。子供が自立し自分も歳を取った今でも他人事ではありません。

 自分の子供が元気なのはたまたま運が良かっただけなんですから。

 子供は冒険心のかたまり、ずっとピリピリ見張っていては親の神経が保ちません。子供にも伝わります。

 私の子供の頃、男子は2階から飛び降りるのが割と普通でした。2階が今より低い、地面が土、というのもありますが、男子の気質が変わったと言うのが正解なのでは。ちょっとくらいの怪我は親に報告せず、3日くらい経ってから心配になりやっと打ち明けて叱られる。昔の男子も意外と臆病者です。

 意地悪でくだらない事好き、行かなくてもいい危険にわざわざ飛び込んで行く。日本一馬鹿なのが小学生男子だと思っています。そこは今も変わりませんね。女子についてもそんなに変わりませんけれど。カッコつけのために危険な真似をしないだけです。昔女子だった私たちの話はいずれ。

 そんな冒険少年たちの物語、その名もずばり「トムソーヤの冒険」大好きでした。

 真夜中にそっと家を抜け出す。集合の合図はフクロウの鳴きまね。 

 読んだだけでワクワクします。

 子供の時に読んだときには絶対真似しようと思っていました。親にしてみりゃ、とんでもない話ですね。

 結局トムたちは散々な目に合うわけですが、それで懲りる事はありません。生きて帰れば冒険、死んでしまったら、痛ましい事故です。

 馬鹿小学生たちを愛しています。

 愛すべき小学生たちよ、死んでも生き残れ(矛盾)。川で溺れそうになっても、山で迷っても、生きて帰ってこい。

 色々な危険を乗りこえ、今子供たちが生きていてくれる奇跡に感謝です。